ワードプレスでブログ運営をするのに必要なサーバー。レンタルサーバ契約をするのが一般的ですが、毎月サーバ利用料金が発生します。ブログ収益が出る前だとなかなか痛い出費ですよね。
本サイトでは、ConoHaのサーバを利用しています。低価格かつ高性能で人気のConoHaですが、条件を満たせば一定金額までの料金を無料でお得に利用できる方法があります。
わたしも実際にやっている、ConoHaの月額料金を抑えるお得な使い方をわかりやすく解説していきます。
ConoHaを無料で使える方法
結論から言うと、GMOインターネット(9449)の株主優待を使えば年間10,000円分(半期5,000円×2回)のConoHaチャージ残高が充当されます。支払方法をConoHaチャージに設定していれば、半年に5,000円分までの月額料金が無料となります。
ちなみに具体的な株主優待の内容は次の通りです。(2021年9月時点)
GMOインターネット及びGMOインターネットグループで提供しているサービスの対象期間中の利用料5,000円分(上限)を割引します。
優待の一つに、「グループサービス料5,000円分の割引」がありますが、対象サービスの一つにConoHaが含まれています。ConoHaを選択し優待申請すれば半年毎に5,000円分の残高がもらえます。
対象期間中に5,000円分を使い切れなくても繰り越されますよ。
ConoHaサーバの月額料金
ConoHaサーバの月額料金は次のようになっています。以下の表は一番安いベーシックプランですが、さらに高スペックで料金の高いプランもあります。
プラン | ベーシック | |
Wingパック | 3ヶ月 | 1,210円 |
6ヶ月 | 1,100円 | |
12ヶ月 | 990円 | |
24ヶ月 | 935円 | |
36ヶ月 | 880円 | |
通常料金 | 1ヶ月 | 1,320円 |
1時間 | 2.2円 |
継続して利用するなら、長期割引のWingパックがお得です。Wingパックの場合、契約期間の料金をまとめて一括前払いで支払います。Wingパックは毎月払いはできません。
たとえば、3ヶ月のWingパックを利用した場合、一度に3ヶ月分の料金3,630円が前払いで決済されます。株主優待の5,000円分がチャージされていれば、3カ月間は手出しなしでサーバーを利用できますよね。さらにまだ月額料金1ヶ月相当の1,370円残っています。
この後タイミングよく次の期の株主優待を適用させるなど、上手いことつなげればある程度の期間は実質無料でサービスを利用できます。
株主優待の利用方法
株主優待は対象期間内に申請しなければ適用されません。
株主優待の到着後、案内に沿って専用サイトより申請してください。
申請には権利確定時の「株主番号」、「郵便番号」と「GMO ID(メールアドレス)」が必要です。株主優待専用サイトにログイン時、次のような画面が出てくるので入力して進みます。
GMO IDがなければその場で登録して進めばOKです。ログインすれば、あとは画面に表示されるままに申請すれば完了です。
優待適用したいサービスのお客様番号さえ手元にあれば、あとは入力するだけなので難しくありません。
株主優待が適用されるまでの日数
グループサービス料割引は申請してすぐに使えるわけではありません。サービスにもよりますがある程度の日数がかかります。
私が前回ConoHaのサービス料割引を申請してから優待適用完了の連絡が来るまでにかかった日数は16日でした。
時期によりもう少し時間がかかることもあるかもしれないので、余裕をもって早めに申請するのをおすすめします。
株主優待利用時の注意点
次のようなケースは株主優待のサービス利用料割引が適用されないので要注意です。
- 過去に1回以上の入金または支払いがない場合
- サービスを解約している場合
- 株主とサービス契約者の名義が違う場合
- 株主番号、郵便番号がわからない場合
過去に1回以上の入金または支払いがない場合
ConoHaアカウントを作成しただけでは優待が適用できません。優待申請前に1円以上の入金または支払いをする必要があります。
サービスを解約している場合
サービス利用料割引の適用には、継続してサービスを利用していることが条件になっています。過去に一度優待適用後、サービスを解約している場合は優待が適用されません。
株主とサービス契約者の名義が違う場合
株主とサービス契約者の名義が一致していなければ優待が適用されません。名義が不一致の場合、一時的でもいいのでサービス契約者の名義を株主に合わせて変更すれば優待が適用されます。
お名前.comやz.com、ConoHaでは契約者名義は特に面倒な手続きなく簡単に変更できました。
株主番号、郵便番号がわからない場合
株主優待の利用するには利用申請が必要ですが、その際に権利確定時の株主番号と郵便番号が必要です。株主番号は「配当金計算書」に記載されているので間違って捨ててしまわないようにしましょう。
株主番号は問い合わせすれば判明しますが、面倒なのでおすすめしません。
ConoHaチャージ残高に反映されないとき
システム的にチャージ残高が上手く反映されていない場合もあるようです。
過去に経験したケースなのですが、株主優待でConoHaの利用料割引を申請し5,000円分のデポジット追加の連絡をもらったのですが、ConoHaチャージ残高に反映されていないことがありました。
以下の通り、【請求履歴】→【入金履歴】には株主優待の5,000円分の入金履歴があるのですが、チャージ残高を見ると「0円」のまま。
悲しい。
いくら経ってもチャージ残高が追加されないので問い合わせしました。
するとこんな回答が。
お客様ご指摘の通り、株主優待券5,000円が正常にConoHaチャージ残高に反映がされていない状況でございました。
こちら、調整を行いましたのでコントロールパネルよりご確認くださいますようお願いいたします。
この後確認したところ、無事に5,000円分の残高が追加されていました。
こんなこともあるんですね。問い合わせで無事解決してよかったです。
株主優待を手に入れる方法
GMOインターネット(9449)の株式を購入
一番正攻法ですね。
証券会社でGMOインターネット(9449)の株式を100株購入すると優待がもらえます。
2021年6月から、優待贈呈に半年以上の保有制限が付いたので、株式を購入後2度目の権利確定日(6月末・12月末)を迎えれば優待がもらえます。
GMOインターネット(9449)をクロス取引+端株保有
株式現物購入だと株価が下がったら含み損が出てしまいますよね。クロス取引(つなぎ売り)の場合は、信用売りと現物買いを同時に保有するので、株価が上がっても下がっても損することなく優待をもらえます。
優待をもらうには半年の継続保有が必須なので、6月・12月にクロス取引を連続2回と株主番号の変更を防ぐための端株を保有していれば株主優待を入手できます。
フリマサイトで購入
GMOインターネットの株主優待はメルカリなどのフリマサイトでも800円前後で出品されています。おすすめではありませんが、手軽に株主優待を入手するならフリマサイトを利用する手もあります。
株主優待の購入には、注意点があります。
- 株主優待に紐づいている株主番号、郵便番号、GMO ID、名義がわかること
- 株主優待が使用済でないこと
出品者から上記の内容が確認できなければ、せっかく優待を購入しても使えないかもしれません。このようなリスクもあるので自己責任で購入してくださいね。
まとめ
GMOインターネット(9449)の株主優待を使えば、ConoHaの利用料が半年につき5,000円分無料になります。これで数ヶ月分の月額料金は浮きますよね。ConoHaでサーバ料金を少しでも節約したいとお考えの方は株主優待の利用がおすすめです。
株主優待を入手するには、証券会社で株式保有する方法が一般的な方法です。ただ株式購入後株価が下がって含み損を抱えたくない場合には、「クロス取引+端株保有」がおすすめ。損することなく優待を手に入れられます。
投資初心者の方にはハードルが高く感じられるかもしれませんが、株式取引自体は一度やってみればそんなに難しいことではありません。クロス取引(つなぎ売り)の詳しいやり方は各証券会社のサイトで紹介されているので興味のある方は参考にしてください。