こんな方のために今回はマネックス証券でのクロス取引(つなぎ売り)のやり方を、画像付きで初めての方にもわかりやすく紹介します。
「クロス取引(つなぎ売り)」とは、株主優待を得るために用いられる手法の一つで、現物買いと信用売りを同じタイミングで取引することをいいます。
リスクを抑えながら優待を取得したい方におすすめの方法ですよ。
マネックス証券でのクロス取引の流れ
まずはマネックス証券でのクロス取引の全体の流れを紹介します。
- 信用売りを行う
- 信用買いを行う
- 現引する
- 現渡する
どれも難しい作業ではないので安心してくださいね。
それでは、次に一つずつ順に詳しくみていきましょう!
信用売りを行う
まずトップ画面の銘柄検索欄に銘柄名を入力します。検索結果の中からクロスしたい銘柄の「詳細」をクリック。
銘柄ページの「信用新規」をクリック。
注文画面で内容を入力。ここでミスがあると損する可能性があるので慎重に入力しましょう。
- 売「短期」を選択
- 数量入力
- 「成行」で注文
- 「当日中」を選択
- 執行条件は「なし」を選択
- 最後に「次へ(注文内容確認)」をクリック
取引パスワードを入力して、「実行する」をクリック。
以上で、信用売りの注文は完了です。
信用買いを行う
信用売りの次に信用買いを行います。
銘柄ページの「信用新規」をクリック。
注文画面で内容を入力。ミスがあると損する可能性があるので慎重に入力しましょう。
- 買「半年」を入力
- 数量入力
- 「成行」で注文
- 「当日中」を選択
- 執行条件は「なし」を選択
- 最後に「次へ(注文内容確認)」をクリック
取引パスワードを入力して、「実行する」をクリック。
以上で、信用買いの注文は完了です。
現引する
信用買いが約定した当日中に現引を行います。現引が遅れると、遅れた日数分の金利2.8%が発生するので気を付けてくださいね。
トップ画面の「MY PAGE」から「信用建玉一覧」をクリック。
現引したい銘柄の「返済・現引」をクリック。
注文内容を入力します。
- 数量入力。「全」をクリックすると①と④が自動入力されます
- 「現引」を選択
- 「当日中」を選択
- ①と同じ数量が入力されていること
- 最後に「次へ(注文内容確認)」をクリック
注文内容を確認し、
取引パスワードを入力して、「実行する」をクリック。
以上で、現引の注文は完了です。
現渡する
権利付最終日の翌日に現渡をします。現渡の注文は権利付最終日の取引終了後から行えますよ。
トップ画面の「MY PAGE」から「信用建玉一覧」をクリック。
現渡したい銘柄の「返済・現渡」をクリック。
注文内容を入力します。
- 数量入力。「全」をクリックすると①と④が自動入力されます
- 「現渡」を選択
- 「当日中」を選択
- ①と同じ数量が入力されていること
- 最後に「次へ(注文内容確認)」をクリック
注文内容を確認し、
取引パスワードを入力して、「実行する」をクリック。
以上で、現渡の注文が完了しました。
まとめ
マネックス証券でのクロス取引のやり方を解説しました。いかがでしたでしょうか?
クロス取引を行う上で特に注意したいポイントは以下の3つ。
- 信用売りの期限が「短期」であること
- 売り買いで同じ数量
- 売り買いで同じ執行条件
これさえ押さえておけば、あとは難しい作業はありませんよ。
現渡までが終わればクロス取引は終了です。
あとは2~3ヶ月後に株主優待が到着するのを楽しみに待ちましょう♪