このような疑問に答えていきます!
クロス取引をしている方なら、月末には現引可能なギリギリまでクロスしている!なんてことも多いのではないでしょうか?
この記事では、日興証券で現渡後いつ現物買付可能額に反映されるのか説明しています。現引可能な金額が増えるタイミングを知って、クロス資金を有効に活用していきたいですね。
【日興証券】現渡後、現引可能額が増えるのはいつ?
たとえば、下の例をもとに現物買付可能額が増えるタイミングを説明していきます。
日興証券のクロス取引は「今週中予約」ができるのが特徴。金曜17時の注文開始後に値幅上限ギリギリのところを指値で注文をしておけば、指値に引っかからないかぎり、翌週金曜まで注文を有効のままストックできます。貸株料を少しでも節約するためギリギリまで注文を遅らせる手法ですね。
上の場合は月末の金曜日に現渡&現引がかぶったパターンです。すでに現物買付可能額は使い果たしているので、木曜日までまったく現引できない状態。でも今週予約中のストック銘柄を確保するには金曜日に成行注文&現引が必要です。一方で、金曜日に当月の権利確定銘柄の現渡日でもあります。現渡後お金が戻ってくれば現引できそうなのですが・・・。
現物買付可能額がない状態で、同じ日に現渡&現引は可能なのでしょうか?
現渡が約定したら、すぐ「現物買付可能額」は増えます。したがって、現渡完了後に戻った現物買付可能額で当日のうちにストック銘柄の現引ができますよ!
ただ現引ならすぐ可能ですが、出金できるのは受渡日となる2営業日以降となります。
【日興証券】現引できる額はどこから確認できる?
日興証券でいくら現引できるか知りたい場合、どこから確認すればよいでしょうか?パソコンとアプリで現物買付可能額の見方が少し違います。
【パソコンの場合】
現引注文画面の 現引可能金額 で確認できます。
【アプリの場合】
→ → 現物買付可能額 から確認できます。
またアプリではパソコン同様、現引注文画面の「現引可能金額」から確認することも可能です。
まとめ
現渡日が入っている週は、現渡後に戻ってきたクロス資金をほかの銘柄の取引に回すことができますよ。
たとえば20日が権利確定の銘柄などは、戻ってきた資金をさらに月末権利確定の銘柄に投入することができるので、限られた資金をうまく活用することができます。
クロス資金を有効活用し、少しでもたくさんの優待をゲットしましょう♪